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少年A酒鬼薔薇聖斗の手記「絶歌」が出版 本の内容は?出版中止かも [知りたいニュース]

酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)と聞けば
おわかりになると思いますが

1997年2月~5月に神戸で近隣の児童5人を襲い
うち2人を殺害し3人にけがを負わせた

神戸連続児童殺傷事件の犯人である元少年Aが
6月10日に手記絶歌を出版しました。

アマゾンではすでに売れ筋ランキング1位です。





当時世間を揺るがした
少年犯罪の元加害者ということで
出版に際しては賛否両論ありますね。

現在32歳の元少年Aが書いた手記には
どんなことが書いてあるのか調べてみました。











絶歌の内容は?


全294ページで約2年前から書き始めたそうです。

事件前からの性的な衝動、犯行時の精神状況、
そして2004年3月に少年院を仮出所した後
溶接工やアルバイトをしながら職を転々としたこと
遺族の方々へのお詫びの言葉など

いろいろとご自分の世界観で書かれています。
自己陶酔感満載だと私は思いました。
手記と言うより「」でしょうか・・・


結局は出所した後も仕事が続かなくて
「自分は社会に適応できなかった
 ごめんなさい」
と甘いことを言ったり、

「仕事で頑張っている人達を見て
命の大切さをあらためて知ったので
自分も生きたいと思った」

人を殺めておきながら
自分は生きたいと言っています。


あくまでも私の感想ですが、
世間に対して甘いし、ナメてるって感じです。

自分はあんな事件を起こしたけど
反省して頑張りました。
けど、うまくいかなかったんです。
でもこれからも生き続けて頑張ります。

このようなことを言いたいだけだと
感じました。










被害者遺族の反応


殺害された土師淳君(当時11)の父親である
土師守さんは、
「私たちの思いは無視され、踏みにじられた」

「加害男性が手記を出すということは、
 本日の報道で知りました」

「遺族に対して悪いことをしたという
 気持ちがあるのなら、今すぐにし出版を中止し
 本を回収して欲しいと思っています」

「文字だけの謝罪であり、遺族に対して
 悪いことをしたという気持ちがない」

と代理人を通じてコメントを出しています。

本の出版に関しては
ご遺族の方々には何も知らせてなかったようです。


このことに対する出版元 太田出版のコメント
出版元の太田出版は元少年Aの手紙を添えて
手記を遺族に届けることで理解を求めたいと
していますが、
理解するわけがないと思います。


また遺族に黙って出版したことに関しては
本人に出したい気持ちがあり
出版の社会的意義があると考えて
本人との話し合いで決めたとしています。



この本の印税はどこに入る?


元少年Aは、この手記を書くことが
自分の過去と対峙し、
僕に残された唯一の自己救済であり
「生きる道」でしたと言っています。


このようなことを書かれると
「生きる道」というよりも
「儲ける道」にしか聞こえません。


印税は普通に元少年Aに入るようです。
しかし太田出版によると
本人は遺族に償う気持ちがあるので
印税を遺族に、となるかもしれません。





この「絶歌」ですが、
批判する声の方が多いと思います。
私も読んでみて少々腹が立ちましたが

最近、未成年犯罪が多発していますので
犯罪に走ってしまう心理など
今後の未成年者の教育に
参考となるものがあるかもしれません。


話題の本になりそうですが、
ご遺族のお気持ちを考えると胸が痛みます。

また、元少年Aが金儲けのために
出版したのではないことを願います。










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