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少年Aの手記「絶歌」が出版 Amazonでランキング1位に 印税は? [知りたいニュース]

1997年に神戸市で起きた
連続児童殺傷事件の犯人である少年A。

当時14歳の少年Aは
酒鬼薔薇聖斗という名で犯行を繰り返し
全国にその名を知らしめました。


6月10日に絶歌という手記を出版しましたが
遺族には一切出版することを知らせなかったとして
物議を醸しだしています。

しかし絶歌はアマゾンランキングで1位になるなど
いろいろな意味で注目されているようです。


少年Aは2005年に医療少年院を出所して、
一時は広島県に住んでいるとの情報がありました。
本名は東慎一郎と言いますが、
現在は改名して暮らしているかもしれません。










物議を醸しだしている点



・遺族に知らせずいきなり出版したこと

・印税の使い道がはっきり公表されていない



なぜ出版を遺族に知らせなかったのか


この手記を出版するにあたり、
少年Aは2年前から書き始めていたそうです。
そして3月に太田出版に知り合いを通じて
出版の依頼をしたということです。


遺族に事前連絡をしなかった理由として、
出版元の太田出版は

「遺族の意向にかかわらず
 本人に出したい気持ちがあり
 社会的意義があると考えた」
と言っています。


遺族のことはほっといて
君がそんなに出したいというのなら
出版しようか
と勝手に出したとしか思えません。


遺族には少年Aが書いた手紙を添えて
届けることで理解を求めるそうですが、

出すなとお願いしていた手記を
出してしまったのですから、
理解するわけないと思います。


事件の犠牲となった土師淳君(当時11歳)の父
守さんは以前から少年Aに
手記などの出版物は出さないでほしいと
お願いしていたそうで
今回は遺族の思いを踏みにじる行為だと
怒りを露わにしています。


また同じく犠牲となった
山下彩花ちゃん(当時10歳)の母親である
京子さんもコメントしています。

「何事にも順序というものがあり
 本来なら当事者である私たち遺族や
 被害者が最初に知るべき重要な事柄が
 このように間接的な形でしらされたことは
 非常に残念に思います」

「何のために手記を出版したのかという
 彼の本当の動機がしりたいです」


まさに遺族の方がおっしゃっている通りで
勝手に本を出してどういうつもりなのかと思います。


太田出版に出版の中止を求めているそうですが
「絶歌」はすでに10万部出されており
アマゾンや楽天では、
すでに売り切れ状態となっています。










印税の使い道について


印税の使い道についてもはっきりしていません。
出版が中止されれば、
全部売れても初版の10万部となりますが、
すでに10万部は売り切れてしまいそうです。


印税がどれだけ著者に入るのかわかりませんが、
相当な大金が少年Aに入るはずです。


金銭的にも償うことを考えているようですが、
印税の使い道について
まだ何も公表されていません。


遺族への支払いに充てるのであれば
出版した意味も多少は理解できますが、

自分の利益にするのであれば
それはまた非難が集中しそうですね。



いろいろと物議を醸しだしている
少年Aの手記絶歌ですが、
良いにしろ悪いにしろ、
現在とても注目されています。



絶歌を詠んだ感想は


私もすでに少しだけ読みましたが、
読んだ方の感想は、


・怒りを覚えた
・腹が立った
・単なるポエムでしかない
・自分のことしか考えていない
など批判する声が多いようです。


しかし少年犯罪の心理を知る上で重要だ、
加害者の出版物は少ないので意義がある
などの意見もあるようです。


何も知らせず出版したことに対する
遺族の方々への謝罪と
誠意ある印税の使い道を願います。

今後の少年Aの行動に注目したいですね。










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